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総合案内

小児外科


小児外科 診察日:原則として毎週月曜日午前(要予約)
(※当院、小児科外来または地域医療連携室にご相談ください。)

平成30年2月より、小児外科・大塩猛人医師による乳児臍ヘルニアに対する圧迫療法を始めました。

本症は自然に治りやすく、以前は何もしなくて放置するのが常識となっていました。しかし、年長児になっても治癒しない事例があります。また、自然に治っても、その中に醜い形の臍になることがあります。このような事例では、男女を問わず年長児になって臍を露出する機会があれば「でべそ」としていじめの対象になります。また、小学生以降では本人が劣等感を持つことになります。そこで、入院して全身麻酔をかけての手術を行うことになります。

 近年、乳児の臍ヘルニアの診療は大きく変わりました。すなわち、早くヘルニアを圧迫する療法を行うことが医学常識となっています。

 乳児の臍ヘルニアに対して圧迫療法を行う時には、ただ圧迫するのではなく合目的に適切に行わなければなりません。そして短期間で良好な臍の形態で治癒させるべきです。

 当院では、乳児の臍ヘルニア圧迫療法について40年以上に渡り、2,000件を超える経験と、我が国において圧迫療法を広めた大塩医師が担当いたします。

 1ヶ月から2カ月程度の通院で、治癒まで約1週間ごとの外来受診となり、医師が責任をもって対応します。治癒率は99%以上ですが、極めて稀に治らない事例もあります、治癒時の臍の形態はご家族が思う形態と異なることもあります。また、乳児の臍に関する疾患も拝診させていただきます。

【事例 S-28-110:女児】

           

   受診時の外観(生後42)        治癒確認時の外観(生後2か月)


出生体重2,960g。生後21日頃から臍ヘルニアを認めた。増大傾向あり、生後42日某小児科を受診して紹介され受診した。

 巨大臍ヘルニアで、高さ30mm下向きであった。圧迫療法を開始し合計6回受診43日間圧迫にて、深い臍窩を伴った極めて良好な形態の臍で治癒した。


【事例 S-28-122:男児】


           

  受診時の外観(生後71)    治癒確認時の外観(生後4か月)

出生体重3,092g。生後40日頃に臍の突出に気づく。生後71日目、受診した。

 高さ15mmで前向きの臍ヘルニアを認め、圧迫療法を開始した。合計4回受診28日間圧迫にて、縦型で深い臍窩の良好な形態の臍となり治癒した。


担当医師

<非常勤医師>
大塩 猛人(おおしお たけひと)
主な資格
  • 日本小児外科学会指導医・専門医
  • 日本外科学会指導医・専門医・認定医
  • 日本小児泌尿器科学会認定医
  • 日本小児血液・がん学会認定外科医
  • 日本がん治療認定機構暫定教育医
  • 麻酔科標榜医

経歴等
  • 元・国際医療福祉大学病院小児外科教授
  • 元・徳島大学医学部臨床教授
  • 元・香川大学医学部非常勤講師
  • 元・高知大学医学部非常勤講師
  • 元・香川小児病院小児外科医長
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